失敗しないグルテンフリーパンレシピ

グルテンフリーパン(HB)

こちらのレシピはホームベーカリーで調理します。

まず用意する粉はこちら↓

米粉分析は画像をクリック

吉備しあわせ米粉ミズホチカラの特性としては粘り気が少なく、小麦粉や卵などのつなぎ性質のある材料を使用しないときに有効です。今回のレシピは小麦粉、卵、牛乳の他、特定原材料28品目不使用で作るグルテンフリーパンとなっています。

では、さっそく作っていきましょう!

原材料

  • 米粉「吉備しあわせ米粉ミズホチカラ」・・・300g
  • 砂糖・・・15g
  • 塩・・・3g
  • 水・・・270g(90%)
  • こめ油(サラダ油でも良い)・・・12g
  • インスタントドライイースト・・・3g

水は澱粉損傷が低く粘りが強い米粉ほど多くしてやる必要があります。その分しっとりふんわり、大きく仕上がります!

用意する調理器具

  • ホームベーカリー
  • 大き目なボウル
  • ヘラ
  • ハカリ
  • 計量カップ
  • 冷ます用の網

1.ドライイースト以外をボールに入れてよく混ぜる

まずはドライイースト以外の材料をボウルでよく混ぜます。そのまま材料をホームベーカリーの型に入れても良いですが、きちんと混ざらず焼き上がった時に粉が残ってることも。そんな時に有効な工程です。

ここで米粉の特性チェック

米粉は乳化性がとても低くダマになりにくい反面、繋がりにくい特徴があります。水分をしっかり吸収させ、更に混ぜる工程を加え☝ことで米粉の鏡面活性を高め、生地をしっかりつなげることを目的とした作業です。出来上がりの膨らみを安定させる効果があります。

2.ホームベーカリーの設定をし、イーストをセットする

こではパナソニック製のホームベーカリーで焼いてみます。型式はかなり古いですがまだまだ現役で頑張ってもらっています!

イーストはインスタントイーストの赤ラベルを使っています。いわゆる赤サフというやつです。

設定は米粉パンの小麦不使用モードでOK!あとはスタートボタンを押して待つだけです。

3.焼き上がったら

焼き上がったら素早くパンを取り出し、網などの底の接地面積の少ない物の上に置きます。ザルみたいなもので構いません。

粗熱が取れたらラップにくるんでパンの耳を柔らかくします。

そのままにしておくと耳が硬くなりすぎて食べにくいので、ラップにくるむことによって中の水分で耳をしっとりさせます。そのまま放置してしまうと包丁が入らなくなるまで硬くなることも!

今回の完成品はこちら!2通り焼きました。

左が加水90%   右が加水85%

しっかり膨らんでいますね!

ちなみに写真のパンはどちらも「吉備しあわせ米粉ミズホチカラ」を使用したGFパンです違いはなんと水の量だけ!水分がたったの5%少ないだけでここまで差が出てしまうのが米粉なんです!驚きですよね‼

左はふっくらフワフワですが右はねちゃっとしたモッチモチの食感です。ついついねちゃつくと加水量を減らしたくなりますよね!でも逆効果です!そんな時は加水量を増やしましょう。是非覚えておいてくださいね!

グルテンフリーパンは加水量が特に出来上がりに影響する調理となっています。お使いの米粉に合った加水量を見つけることでもっともっと美味しい米粉パンが作れるかもしれません!

さぁチャレンジしてみよう!

【吉備しあわせ米粉コシヒカリを使ったグルテンフリーパンはこちら】☚クリック

【グルテンフリーブレッドミックスを使ったレシピはこちら】☚クリック

最後に

なぜフリーフードが「吉備しあわせ米粉」を使用するのかについて

吉備しあわせ米粉は「湿式気流粉砕」を使用し製粉された米粉です。また、コシヒカリミズホチカラに品種も分類されており、特性の違う2種類の米粉がラインナップされています。同条件の製粉方法できちんと品種を分類された米粉はデータをとる上で非常に都合の良い米粉となっています。

つまり、失敗した理由を考えたり、食感をもっとこうしたい、ああしたいって考えるのに分かりやすい米粉だという事です!

吉備しあわせ米粉のメーカー㈱シーワンの工場は一般公開もされていて、製粉方法、原料米他かなりの情報を公開してくれています。いろんな加工会社が吉備しあわせ米粉を採用するのも納得ですね!

要するに、とてもオープンな米粉というわけです!そんな米粉が地元岡山に存在しているので都合よく使わせてもらっているわけですw

と、いうわけで米粉選びは

地元の米粉を使ってみるも良し!

分かりやすい米粉を使ってみるのも良し!

って感じで特性さえ理解すればとっても汎用性がある粉なんです!!

では、また別のレシピでお会いしましょう。。。

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