サックリ軽い食感のから揚げ粉を作ってみよう
唐揚げを作るときに米粉100%で作ると冷めた時に重たい食感になったり、ネチャっとしてしまったり、サックリできないときがありますよね。そんなときに有効な万能唐揚げ粉の作り方を紹介します!
用意する米粉はこれ↓
サックリさせたいときは高アミロース米を使いましょう!もちろん米粉だけだと重たくなります。今回紹介する鶏の唐揚げはもちろん、ゲソ・タコのから揚げなどいろいろと使えます。
材料
唐揚げ粉
- 米粉「吉備しあわせ米粉ミズホチカラ」・・・60%
- コーンスターチ・・・40%
- ベーキングパウダー・・・[米粉+コーンスターチ=100%]に対して 1%
- 塩コショウ・・・少々(お好み)
肉の味付け
- 鶏ももも肉・・・500g
- 醤油(小麦不使用)・・・50g
- 砂糖・・・20g
- 調理酒・・・30g
- 塩コショウ・・・少々(お好み)
- すりおろしにんにく・・・少々(お好み)
- すりおろし生姜・・・少々(お好み)
揚げるための油はたっぷりと170℃くらいに温めておきましょう。
では作っていきます!
1.まずはお肉に味を入れておく
上記材料の「肉の味付け」に記載されている材料を全てボールに入れて、よく揉んで味を入れていきます。まんべんなく味が付いたらそのままラップをかけて冷蔵庫に入れておきます。
2.唐揚げ粉を仕込む
次に唐揚げ粉を仕込んでいきます。今回のから揚げ粉はあらゆるから揚げに代用可能なので、多めに仕込んでおいてもよいかもしれません。
唐揚げ粉は米粉だけではなく、コーンスターチも加えます。そして米粉60%+40%でミックス粉を作りそこに1%の量のベーキングパウダーを加えます。
例えば 米粉240g+コーンスターチ160g=400g+ベーキングパウダー4g(1%)で完成です。
コーンスターチはスーパーで買える少量のものでいいでしょう。
米粉、コーンスターチ、ベーキングパウダーはほぼ同じ色なのでちゃんと混ざっているか見た目では判別できませんが、塩コショウを加えることでコショウの色がまんべんなく混ざったかどうかの見極めになります。
3.油で揚げる
冷蔵庫から味付き肉を取り出し、中に溜まっている水分を捨てます。
A しっかり衣を着けたい場合はお肉のボールに粉を入れてまんべんなく粉がいきわたるように混ぜます。
B 薄く衣を着けたい場合は粉にお肉をポンポンとつけていくイメージです。
※しっかり着けてもサックリ仕上がります。
衣がついたら油で揚げていきましょう。しっかり火を通すように注意してくださいね。
火が通れば完成です。是非一度試してみてください!
4.唐揚げ粉ストック
唐揚げはお子さんに大人気ですよね。衣が硬くならないからお弁当にも使えます!なので、多めに作ってストックしても良いでしょう!
うちでは100均で買ったケースにストックして、子供が食べたいって言ったときにチャチャっと味付けして出してあげてます!大喜びでたべてますよ(^^♪
是非お試しあれ!
「吉備しあわせ米粉」を使用する理由
吉備しあわせ米粉は「湿式気流粉砕」を使用し製粉された米粉です。また、コシヒカリとミズホチカラに品種も分類されており、特性の違う2種類の米粉がラインナップされています。同条件の製粉方法できちんと品種を分類された米粉はデータをとる上で非常に都合の良い米粉となっています。
つまり、失敗した理由を考えたり、食感をもっとこうしたい、ああしたいって考えるのに分かりやすい米粉だという事です!
吉備しあわせ米粉のメーカー㈱シーワンの工場は一般公開もされていて、製粉方法、原料米他かなりの情報を公開してくれています。いろんな加工会社が吉備しあわせ米粉を採用するのも納得ですね!
要するに、とてもオープンな米粉というわけです!そんな米粉が地元岡山に存在しているので都合よく使わせてもらっているわけですw
と、いうわけで米粉選びは
地元の米粉を使ってみるも良し!
分かりやすい米粉を使ってみるのも良し!
って感じで特性さえ理解すればとっても汎用性がある粉なんです!!
では、また別のレシピでお会いしましょう。。。