米粉の選び方が分からない!
米粉ってたくさん種類があってどれを選べばいいかわからない💦
そんな人もいるんじゃないかなと思います!
そんな人に
今回はどの米粉を使えばいいのか、オススメを紹介します!
米粉は大きく分けて3種類
米粉を選定するにあたって我々、開発人は米粉を細かく分ける必要があります。
それは米粉が持つ特性を使い分け
機械、レシピ、調理法
によってどの米粉を使いうか決める必要があります。
米粉の分類分け
■高アミロース米粉【パン用】
■高アミロース米粉【麺用】
■中アミロース米粉
米粉への知識、考察は一般的にネット上に出ているものと、実際に使用してみての見解とで大きく分かれる事があります。
私の場合は実際に使用してみての見解の方なので、個人的見解も含まれますので予めご理解ください
( `・∀・´)ノヨロシク
◆高アミロース米粉【パン用】
高アミロース米という言葉は米粉を使う人はよく耳にすると思います。
その中でもパン用に使える高アミロース米粉について紹介します。
■ミズホチカラ
ミズホチカラはパン用高アミロース米粉の代表品種です。
ミズホチカラでグルテンフリーパンを作ると膨らみが強く、軽い食感になります。
また、フライ系の調理にも有効で、とてもサクッと軽く仕上がる特徴があります。
その中でも、2種類のミズホチカラをご紹介!
●熊本製粉のミズホチカラ
こちらの商品は膨らみに特化した米粉です。
米粉パンはしっかり膨らみ、さっぱりとした食感になります。
●D’sT’sのミズホチカラ米粉
こちらの商品は地元岡山の米粉パン専門店も使用する米粉となっています。
米粉パンはしっかり膨らみますし、少しモッチリに仕上がります。
お米の甘みも感じられ、味、食感、膨らみのバランスの取れたパンを焼くことができます。オススメ!
D’sT’s商品はこちらのレシピで対応できます☞GF食パンレシピ【ミズホチカラ】 - フリーフーズ (f-foods.com)
■笑みたわわ
笑みたわわという品種は普段耳にする機会は少ないかもしれません。
しかし、この笑みたわわもパン用米粉として注目されています。
ミズホチカラの栽培に適していない山間地帯で育てられる事の多い笑みたわわは今後注目の品種ですよ。
ミズホチカラと比べると膨らみは少しだけ劣りますが、それでもしっかり膨らみます。
甘味が強くモッチリ仕上がるのが特徴です。
◆高アミロース米粉【麺用】
この部類の米粉に出会う事は稀でが、この米粉には要注意です!
それはなぜか・・・
パンを焼く際に「一般的にアミロース含有量が多いほどよく膨らむ」と言われています。
しかし、高アミロース米にはパンに適したものと、パンに適さないもの(麺用)がある事はご存じだろうか。
■代表的な麺用高アミロース米
ふくのこ、亜細亜のかおり
この2品種はアミロース含有量が20%中盤から30%弱といったアミロース含有量が特別高い品種です。
一見、「だったらよく膨らむんじゃない?」と思うかもしれませんが、そうではありません。
この2品種は水分の吸収力があり、気を付けないとぺちゃんこなパンが出来てしまいます。
逆に製麺をする際は、でん粉同士の結合を狙った製法が多い為、この2品種の利用は有効的となります。
お家で麺打ちをする方は探してみてもいいかもしれませんね!
㈱シーワン提供 お米のうどん(茹で冷凍)お問い合わせは0866-56-6601(吉備中央工場)
◆中アミロース米
中アミロース米粉は世に出ている米粉の中でも一番商品数の多い部類なのではないかと思います。
例えばコシヒカリやあきたこまち、ひとめぼれ、ヒノヒカリ 等々
よくスーパー等でも目にするお米が当てはまります。食べておいしいお米ってことですね。
この中アミロース米粉の用途はお菓子作りによく使われます。
また、小麦粉にブレンドしてしっとり感やモッチリ感を付与する役割を持っています。
シフォンケーキなど少量の米粉を使用する焼き菓子にはよく使われ、一般の方からプロの調理師さんまで幅広く活用されています。
適していないとはいえパンが焼けないわけではなく、ホームベーカリーではしっかり膨らんだパンも焼くことができます。
出来上がったパンはモッチリ感、しっとり感、甘味が非常に強く
THE米粉パン!って感じですね。餅とパンの間みたいな感じです。
レシピはこちらで紹介しています☞GF食パンレシピ【コシヒカリ】 - フリーフーズ (f-foods.com)
総括
以上の様に米粉には品種によってオススメな使い方があるわけですが、
お使いの米粉がどういった品種で何に適しているか分からない事もあると思います。
そういった際には、新種指定されている商品を選ぶか、メーカーさんに聞いてみるのもいいかもしれませんね。
お気に入りの米粉を見つけて米粉ライフをエンジョイしてくださいね☺では👋